MT5用EA TC-ZoneRecovery
前回では、リアルトレードと検証結果が違う現象に原因を考えてみました。
今回は、過去6年間のデータで検証してみました。
2017.2.23-2023.2.23 | GOLD |
資金$3000 | ヘッジ有り |
ロット数 | 0.1ロット |
総利益 | 12192 |
取引数 | 1642 |
プロフィットファクター |
1.73 |
残高最大ドローダウン | 27.47 |
証拠金最大ドローダウン | 65.07 |
シュート勝率 | 84.79 |
ロング勝率 | 86.90 |
レポート |
資金は増えましたが、2017年から2020年の間にかなりのドローダウンがあります。この期間の結果を見てみます。
2017.2.23-2020.2.23 | GOLD |
資金$3000 | ヘッジ有り |
ロット数 | 0.1ロット |
総利益 | 1602 |
取引数 | 651 |
プロフィットファクター |
1.18 |
残高最大ドローダウン | 49.51 |
証拠金最大ドローダウン | 65.07 |
シュート勝率 | 81.74 |
ロング勝率 | 86.44 |
レポート |
資金は増えていますがこの成績では運用はしたくないですね。
ドローダウンをしているところを確認したところ、この期間ナンピンを始めるサイズとナンピン数がこの期間では足りないことが確認できました。
変更点
〇ADX Strength for Changing Recovery Method during recovery
(このADXの数値以上でナンピンからゾーンリカバリーにリカバリー方法を変更します。)
78 -> 75
〇Recovery Step Size (points) Not used in ATR mode
(ナンピン時にどこまで逆行したらナンピンするかをポイントで設定します。)
900 ->1200
〇Max trades (Max 15)
(最大何回ナンピンするかを設定します。)
5 -> 6
2017.2.23-2020.2.23 | GOLD |
資金$3000 | ヘッジ有り |
ロット数 | 0.1ロット |
総利益 | 5043 |
取引数 | 612 |
プロフィットファクター |
1.79 |
残高最大ドローダウン | 17.01 |
証拠金最大ドローダウン | 73.67 |
シュート勝率 | 85.15 |
ロング勝率 | 89.36 |
レポート |
設定変更後で6年間を見てみます。
※最後の大きなドローダウンはUSの雇用統計時にポジションを持ったままのためでした。
2017.2.23-2023.2.23 | GOLD |
資金$3000 | ヘッジ有り |
ロット数 | 0.1ロット |
総利益 | 11202 |
取引数 | 1521 |
プロフィットファクター |
1.66 |
残高最大ドローダウン | 19.86 |
証拠金最大ドローダウン | 19.86 |
シュート勝率 | 87.85 |
ロング勝率 | 89.45 |
レポート |
追加で以下を変更してみました。
変更点
〇Minutes to Stop Trade before Event
(イベント前、何分トレードを停止するかを設定します。)
20 -> 720(12時間)
2017.2.23-2023.2.23 | GOLD |
資金$3000 | ヘッジ有り |
ロット数 | 0.1ロット |
総利益 | 14512 |
取引数 | 1438 |
プロフィットファクター |
2.17 |
残高最大ドローダウン | 7.94 |
証拠金最大ドローダウン | 73.67 |
シュート勝率 | 88.64 |
ロング勝率 | 90.14 |
レポート |