
このEA(TC-Angel)は、私が2年以上の歳月をかけて、設計・開発・検証を狂ったように繰り返してきた、魂の結晶です。
今後、さらなる改善点が見つかればアップデートしていくつもりですが、現時点においては、「これ以上やることは何もない」と言い切れるレベルまで作り込んだ完成作だと自負しています。
少し長くなりますが、このEAを開発するに至った私の生々しいストーリーと、隠し事のない「不都合な真実」をお話しさせてください。
「会社を辞めて、安い居酒屋で書いたマインドマップ」
私が会社員を辞めたのは、今から約6年前のことです。
「自分が好きなことで、お金を稼ぎたい」
ただそれだけの衝動で、会社を飛び出しました。
辞める前、それこそ狂ったほど考え抜いて、私が行き着いた理想は一つでした。
「一度セットすれば、あとは寝ていても勝手にお金を生み出し続ける、自動のチャリンチャリンシステムを作ること」
今思えば、本当にバカげた甘い夢だと思います。しかし私は大真面目でした。毎晩のように安い居酒屋で一人で考え込み、マインドマップを書き「当時取り組んでいたFXの自動売買(EA)なら、この夢を現実にできるはずだ」と本気で信じて動き出したのです。
幸いのことに、私の周りには実際にFXで勝ち続けているトレーダーたちがいました。私は彼らの意見を貪欲に取り入れながら、様々な分析ツールやインジケーターの開発を始めました。
それと並行して、「勝ちトレーダーと同じ取引ができるEAを『絶対に』作り上げてやる」と心に決め、開発と検証に没頭する日々が始まりました。
彼ら勝ち組トレーダーがやっていたのは、いわゆる「順張り(トレンドフォロー)」です。相場が伸びる方向にエントリーし、10ピップス、15ピップスといった利益を確実に抜いていく手法でした。
「ルールをそのままプログラムにするだけなら、簡単にできそうだ」
話を聞いている間は、そう楽観していました。しかし、現実は甘くありませんでした。
トレーダーから「この移動平均線(20MA)の傾きがこうで、短期線(5MA)がこうクロスして、チャートの形がこうなったら入るんだ」と、細かく具体的な条件を聞き出してEA化しました。しかし、実際に稼働させてみると、勝率は良くて30〜40%程度。利益が出るどころか、手数料(スプレッド)で資金をすり減らしていくゴミのようなEAしかできませんでした。
なぜダメだったのか。今なら明確に分かります。
EA(プログラム)は、人間のように「チャート全体を感覚的に俯瞰する」ということができないからです。
プログラムが見ているのは、せいぜい「現在足」や「1〜2本前のローソク足」という局所的な数値データだけです。そのデータ上では「買い条件成立」となっていても、相場全体で見ればただの騙し(ダマシ)であることが多く、結局のところ勝率は良くて50%、悪ければそれ以下にしかならなかったのです。
それでも私は諦めきれませんでした。
「勝ちトレーダーには、私に見えていない何かがあるはずだ。彼ら自身も言語化できていない『勝つための感覚』があるに違いない」
そう思い込み、ひたすら新しいロジック、新しいインジケーターを試し、狂ったように検証を繰り返す暗黒期に入りました。多くの個人投資家が迷い込む、いわゆる「聖杯探し」の沼です。
「完璧に見えたバックテストの裏切り」
暗黒期の中で、私は「Zone Recovery」や「Grid(グリッド)」と呼ばれる手法に出会いました。いわゆる「両建て」や「ヘッジ」を駆使して、相場がどちらに動いても理論上「負けないトレード」を実現するロジックです。
「これこそが聖杯だ!」と興奮し、また寝る間を惜しんで開発と検証を繰り返しました。
バックテストを行い、「過去3年間、一度も負けずに右肩上がり」という完璧なデータが出たときは、ついに夢が叶ったと震えました。
しかし、これも実運用では通用しませんでした。
どれだけ精緻に組んだ両建てロジックであっても、数ヶ月に一度訪れる「非常に細かいレンジ相場」や、逆に「一方向へのあまりに巨大なトレンド」が発生した瞬間、一発で口座資金のすべてを吹き飛ばしてしまったのです。この挫折も、何度も、何度も味わいました。両建てやヘッジの研究だけでも、私の貴重な数年という歳月が溶けていきました。
なぜ、忌み嫌われる「ナンピンマーチン」に行き着いたのか
これらの気の遠くなるような失敗と検証を経て、私がたどり着いた最終的な結論は、非常にシンプルで、かつ世間一般的には嫌われているものでした。
「EAとして最も機能するのは、ナンピンマーチン(買い下がり・売り上がり)のロジックである」
これが、現時点における私の揺るぎない結論です。
ネット上を見渡せば、「ナンピンマーチンEAはいつか必ず破綻する」「資金が一時的に増えても、最後は全部溶ける悪魔の手法だ」と恐れられ、批判されています。その意見は、ある意味で正しいです。
ではなぜ、私はナンピンマーチンを選んだのか。
「結論から言うと、EA開発における究極の目標は『負ける確率(破綻する確率)を限界まで下げること』だからです」
トレードは確率の勝負です。相場は「上がるか、下がるか」の二択ですので、スプレッド等のコストを無視すれば、本来は適当に入っても50%の確率で勝てます。
そして、為替相場の約60〜70%は「レンジ相場(一定の幅を行ったり来たりする相場)」だと言われています。
つまり、相場がどちらに行くか分からない状態でエントリーした場合、レンジ相場を味方につけて「逆張り(下がったら買う、上がったら売る)」をした方が、最初から6〜7割の確率で勝てるのです。
一時的に相場が逆行したとしても、ナンピンによって平均取得単価を下げることで、少しの戻り(反発)でプラス決済に持ち込むことができます。この「ナンピン」というカバーを入れることで、レンジ相場における勝率は90%以上にまで跳ね上がります。
さらに、経済指標や強いトレンドを避けるフィルターを入れることで、利益確定の確率は95%近くまで高められます。
劇的な進化をもたらした「AIフィルター」の導入
95%まで確率を引き上げたものの、残りの「5%の負け(一方向への大トレンドによる破綻)」をどうやって防ぐか。これが最後の、そして最大の壁でした。この5%を無くすために、私は本当に気の遠くなるような試行錯誤を日々繰り返していました。
ここで大きな追い風となったのが、「AIの登場と、そのテクノロジーの導入」でした。
これまでのプログラム的な条件分岐に加え、最新のAIフィルターを監視システムに組み込むことで、人間でも判断が難しい急激なトレンドの予兆を検知し、エントリーを自動で制限することが可能になったのです。
このAIフィルターの導入によって、破綻リスクは劇的に改善されました。
しかし、それでもあえて包み隠さずに言います。
「ナンピンマーチンEAは、いつか必ず資金が溶けるものだと思ってください」
どれだけAIが進化し、勝率を高めても、相場に「絶対」はありません。数ヶ月に一度の大きなトレンドの発生時など、どうしても防ぎきれない一方向のトレンドによって資金が尽きる瞬間は、確率論的にゼロにはできないのです。
毎日1万円で暮らせる「理想の生活」を目指して
このEAは、決して「億万長者になって一攫千金を狙う」というギラギラした目的で作られたものではありません。
「毎日1万円の利益があれば、何不自由なく穏やかに暮らしていけるはず。毎日1万円を堅実に稼ぎ出してくれる、そんな理想の仕組みを作りたい」
そういう素朴で、切実な願いから生まれたシステムです。
今回、通常版EAとして3つの通貨ペア(EURUSD, GBPUSD, USDJPY)を提供しています。
正直に言うと、1つの通貨ペアだけで毎日安定して1万円を稼ぎ出すのは難しいでしょう。
そこで、例えば「ユーロドル(EURUSD)」と「ポンドドル(GBPUSD)」のように、複数の通貨ペアを同時に動かして運用することをおすすめします。
ここで「同時に動かす」というのは、ポジションが重なってリスクが増えるという意味ではありません。TC-Angelには、「いずれかの通貨ペアがすでにポジションを1つでも持っている場合は、他の通貨ペアでは一切新規ポジションを持たない」という安全仕様が組み込まれています。
つまり、複数の通貨ペアを登録しておいても、実際に動くのは常にどれか1つの通貨ペアだけになります。これにより、資金へのリスクを抑えたままエントリーのチャンス(稼働率)だけを増やすことができ、目標である「毎日1万円」にぐっと近づけることができるのです。
さらに、トレードの経験がある中級者・上級者の方であれば、「ゴールド(GOLD)の裁量トレード版」もぜひ試していただきたいです。ゴールドのボラティリティを味方につけることで、「毎日1万円」という目標をよりリアルに、早いスピードで実感していただけるはずです。
ゴールドで裁量トレードを行う場合の具体的なステップは以下の通りです。
- まずはデモ環境で、2週間ほどロット数「0.04」でテストしてください。
ゴールド特有の値動きのクセや、ツールの操作感をしっかり掴んでください。 - 実戦(本番環境)に移行してからも、まずは同じく「0.04」からスタートしてください。
- もしロット数を上げるとしても、リスク管理の観点から最大でも「0.05」までに抑えておくことを徹底してください。
ナンピンマーチンで「利益を残す」唯一の答え
では、この破綻リスクを抱えるロジックで、最終的にお金をしっかり残すための運用ルールをお伝えします。
ナンピンマーチンEAは、いつか必ず溶けます。だからこそ、「運用資金を最小限に固定し、利益が出たら、毎日のように別の口座へ出金(移動)すること」です。
EAのバックテスト結果を見ると、綺麗な右肩上がりのグラフが描かれているため、つい「このまま複利で資金を増やし続けよう」と欲張ってしまいます。しかし、それは絶対にやめてください。
「必ず利益が出たら、毎日のように資金を移動してください」
TC-Angelは、まさにこの徹底した資金管理を前提に検証を重ねてきました。
- 最小資金を1000ドルに設定し、それ以上の利益が出たら自動的に出金するロジックを組み込んで検証してきました。
- 万一1000ドルが溶けた場合は、再入金して再スタートする処理も検証済みです。
- この2年間、その1000ドルが溶けない設計を徹底的に追求してきました。
- (※1000ドルはあくまで目安で、通貨ペアによって適正資金は変わります)
仮に相場が急変して1000ドルがすべて溶けてしまったとしても、それまでに毎日出金していた利益の合計が1000ドルを大きく上回っていれば、トータルでは大きなプラスになります。
最後に:なぜ、このEAを公開するのか
ここまで読んでいただいた方の中には、当然こう思う方もいるはずです。
「そんなに勝てるシステムなら、他人に教えずに自分一人で稼げばいいじゃないか」
その通りです。私も自分だけで稼ぎたかった。
しかし、恥を忍んで真実をお話しします。
このEAを完成させるまでの長い開発プロセスの過程で、私は数え切れないほどのロスカットを経験し、何度も、何度も、個人資金を溶かしてきました。
その結果、この究極のEA(TC-Angel)が完成したまさにその時、私の手元には実際にトレードに回すための十分な運用資金が残っていなかったのです。
これが、私が今回、魂を込めて開発したこのEAを一般に公開し、ライセンスとして提供することにした本音の理由です。皆様にライセンスを使っていただくことで資金を作り、私自身もこのEAでの運用を拡大していきたいと考えています。
ぜひ、まずはデモ口座からで構いません。このEAを試し、私が2年以上かけて行き着いた「本当に利益が積み上がる感覚」を、ご自身の目で実感していただきたいです。
非常に長い文章になってしまいましたが、最後まで私の本音にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
公式LINEのチャットで、あなたと直接お話しできる日を心から楽しみにしています。
本当に、ありがとうございました。
