TC-Angelは、相場が急変しやすい時間帯や条件の重なりを見極め、新規取引を抑えるためのフィルターを複数搭載しています。ここでは、主なフィルターの役割と、重要指標前後での取引停止の仕組みを紹介します。
⚠️ 大切な考え方
フィルターは損失を完全に防ぐものではありません。相場環境に応じて、取引を避けるべき場面を見つけ、リスクを抑えるための仕組みです。
🛡️ TC-Angelの主なフィルター機能
| フィルター | 主な役割 |
|---|---|
| 📰 重要指標・ニュース | FOMC、雇用統計、CPIなど、急変しやすいイベントの前後で新規取引やナンピンを停止します。 |
| 🕒 時間帯フィルター | 取引しない時間帯を設定し、流動性や値動きの特徴に合わせて稼働を調整します。 |
| ⚡ 急変動(スパイク)検知 | 短時間で価格が大きく動いた局面を検知し、無理なエントリーを抑えます。 |
| 💱 通貨強弱フィルター | 通貨ペアを構成する通貨の強弱を確認し、方向感の合わないエントリーを避けます。 |
| 📈 トレンド・ボラティリティ判定 | 移動平均線の角度やATR乖離などを使い、相場の勢い・値動きの大きさを確認します。 |
| 🔄 ナンピン用の反転確認 | クールダウンや反転の確認を組み合わせ、追加エントリーのタイミングを慎重にします。 |
| 🤖 AIリスクフィルター | BUY・SELL別のAIモデルで損失リスクを評価し、条件によってエントリーを見送ります。 |
🔎 スマートフィルターについて
TC-Angelのスマートフィルターは、「ひとつの条件だけ」で売買を止める仕組みではありません。取引時間、急変動、通貨強弱、トレンド・ボラティリティ、反転確認、クールダウン、AIリスクなど、役割の異なる判定を、初回エントリーとナンピンで使い分けます。
AIエントリーフィルターでは、現行40特徴量をBUY・SELL別のモデルで総合評価します。複数の観点からリスクが高いと判断された場面では、エントリーを見送ることで、取引回数よりも取引条件を優先します。
📰 重要指標フィルター
FOMC・雇用統計・CPIといった代表的な重要指標はもちろん、各通貨ペアに関連する多様な経済イベントを検知対象にしています。通貨ペアごとに、イベントの性質に合わせて停止時間を個別調整する対象も設定されています。
| 通貨ペア | 検知対象の指標・イベント数 | そのうち個別停止時間を調整する対象 |
|---|---|---|
| EURUSD | 30件 | 25件 |
| GBPUSD | 37件 | 22件 |
| USDJPY | 32件 | 24件 |
※「個別停止時間を調整する対象」は、検知対象の内数です。別に加算した合計件数ではありません。
今後、登録済みのイベントで大きな価格変動が発生した場合や、指標前後の値動きに特徴が見られた場合は、対象イベントの追加や停止時間の見直しを行うことがあります。
📌 FOMC記者会見時の停止表示例
2026年7月のFOMC記者会見では、発表前から新規取引を停止し、設定した停止時刻までエントリーを抑制しました。相場が急変しやすい時間帯に予測で勝負するのではなく、そもそも新規取引を行わないための仕組みです。


🥇 GOLD版について
GOLD版にも指標フィルター自体は搭載されています。ただし、GOLD版は裁量補助ツールとしての利用も想定しているため、重要指標フィルターは既定ではOFFです。利用環境やご自身の取引方針に合わせて有効化してください。
まとめ
TC-Angelは、エントリーを増やすだけでなく、取引を避けるべき局面を複数のフィルターで見極めることを重視しています。重要指標前後や急変動時のリスク管理に活用してください。
