MT5用EA TC-ZoneRecovery
前回までこのEAを使用するにあたり2つのヘッジ取引をを理解する必要があり、それぞれのヘッジ取引を述べてきました。
今回は現時点でのEAの検証結果を記載したいと思います。
以下の結果は過去2年間で現時点ではGOLD, DOW, NASDAQ, EURUSDで、最適化したものになります。
初期ロットは全て0.1ロットで初期証拠金は$1000にしています。(DOW,NASDAQでは1ロット、XMでは0.1ロット相当)
2020.10.30-2022.10.31 | GOLD | GOLD | DOW | NASDAQ | EURUSD |
初期ロット0.1、資金$1000 | ヘッジ無し | ヘッジあり | ヘッジ無し | ヘッジ無し | ヘッジ無し |
総利益 | 6235 | 8991 | 335533 (1ロット) |
191736 (1ロット) |
1031 |
取引数 | 542 | 777 | 521 | 429 | 159 |
プロフィットファクター |
4.9 | 2.79 | 4.40 | 4.33 | 3.19 |
残高最大ドローダウン | 36.54 | 4.44 | 4.53 | 14.80 | 21.26 |
証拠金最大ドローダウン | 48.79 | 15.35 | 10.96 | 15.25 | 26.04 |
シュート勝率 | 99.63 | 88.80 | 93.33 | 91.55 | 100 |
ロング勝率 | 98.89 | 86.51 | 88.84 | 93.98 | 97.37 |
レポート | レポート | レポート | レポート | レポート | |
SET FILE | SET FILE | SET FILE | SET FILE | SET FILE | |
複利推奨 | MM Risk Type: Used Dynamic Lot Step Max Lots (0-disable): 5 Balance Increase(Lot Step): 15000 Lot Increase(Lot Step): 0.01~0.02 |
MM Risk Type: Use Free Margin Risk Percent (%):3~7 ※資金により調整 Max Lots (0-disable): 5 |
MM Risk Type: Use Free Margin Risk Percent (%):3~7 ※資金により調整 Max Lots (0-disable): 5 |
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イベント(指標)設定 | 20分前トレードを停止 10分後トレード開始 |
20分前トレードを停止 10分後トレード開始 |
20分前トレードを停止 10分後トレード開始 |
20分前トレードを停止 10分後トレード開始 |
20分前トレードを停止 10分後トレード開始 |
注:ロット数は変更お願いします。
これらのSET FILEはXMでの使用を想定しています。他の業者で使用すると結果が違ってくる場合にあります。
こちらを参照してください。
プロフィットファクター(PF)が1.4以上であること
計算式は、プロフィットファクター=総利益 / 総損失になります。
例えば、総利益100万円で総損失が50万円なら、100万/50万でプロフィットファクターは2.0になります。
よくプロフィットファクターが2.0を超えている場合は慎重になりましょうとか書いてあるサイトありますが、総利益が出ていることはいいことで
例えば総利益100万円で総損失が10万円なら、プロフィットファクターは10.0になります。
総損失が5万円ならプロフィットファクターは20.0になります。
これっていいことですよね?この数値が高いに越したことはないです。
PFが0になる場合もあります。
総利益100万円で総損失が0万円なら、勝率100%のEAでプロフィットファクター
は0になってしまいます。私も検証で半年間であればPFが0が出たことはあります。
上記の検証結果はすべて固定ロットですが、これに資金管理の複利を加えると以下のようになります。
※こちらはあくまでデモンストレーションになります。
複利設定は初期ロット0.1ロットで資金が200ドル増えるごとに0.02ロットが上げていきます。期間は上記検証と同じ2年になります。
次回はイベント(指標)の影響を検証してみたいと思います。